ソーイング極意【裁断の前にする生地の水通しと地直し】とは

News on April 29th, 2017 No Comments

こんにちは。ミシンのある素敵な暮らし、ソーイングの楽しさ、自分で作る喜びを伝えていきたいとニューヨークで洋裁教室をやっております。ハッピーソーイングの輪を広げていきたいです053.gif

私のやっていますSew Easy New YorkY洋裁教室の生徒さんからもよく生地を裁断する前に「水通し」は必要かどうかと聞かれるので今日はソーイングの極意【裁断の前にする生地の水通しと地直し】についてまとめてみました。

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さて洋裁での用語【水通し】とは何でしょう?
せっかく手作りした洋服や小物類が洗ったら縮んで
使い物にならなくなったら悲しいですよね?
だから生地を裁断する前に水通しをします。
水通しとは、生地をあらかじめ水に通して縮め、
布目を整えることを言います。

布には縮みやすいという性質があるからなんです。
家庭でのソーイングでは、裁断前に「水通し」をして縮ませる。
そうしておけば家庭での水洗いも心配ないですね。

【水通しは必要か否か】

市販されている綿生地でそこまで縮む??という生地には出会った事がありません。生地や作品や色によっては、水に浸す作業部分を省略しても問題ないかもしれません。まれに生地を作る段階で縮み加工をやっていないものもあるので注意。

布の織りのゆるいもの(目の詰まっていないもの)など水洗い後に縮んでしまうこともあるので水通ししたほうがいい綿生地があります。

しかしリネンに関してだけは「水通し」をお勧めしています。リネンにもよりますがそれでも、何度も洗っているうちに、さらに縮んでいるようです。濃色の生地は色落ちの問題が明確になったり、ある程度の色をあらかじめ落としておける効果もあります。

ニットソーイング(カットソー)に関してニット地の水通しは以外にも水通ししてしまうと伸びて地の目が歪むため、水通ししないで製作したほうがいいと思います。

素材がリネン以外の物なら、大体は水に浸さず、スチームアイロンで地直しのみで大丈夫だと思います。リネン混の場合、あらかじめ、余分な生地で水通しテストを行い、縮み率を測定し。それを基に、パターンの段階でその分を補正すればよいと思います。ただし、ニットは横方向には「伸びる」ので、短くなっては困る「丈」をしっかりと、横方向は伸び具合によって控え目の補正でよいと思います。

生地を裁断する前に【地直し】と言う言葉もあります。
さて地直しとは何でしょう?

【水通しと地直しについて】

「地直し」とはその名の通り「地の目を整える作業」です。また、縫製後の縮みを少なくするため、生地の段階で縮ませることも含まれます。購入してきた生地は、地の目に多少の歪みがありますので、それを縫製前に正す事が必要になってきます。

地の目の正確さは、出来上がった洋服の仕上がり具合に影響します。(ただ、シンプルな小物やなどは、あまり影響がないでしょう)生地の歪みを布を切る前に出来るだけまっすぐに整え、出来上がった後縮まないよう、あらかじめ下処理をすることを地直しといいます。

方法は、素材に合わせて、それぞれ手順が違います。その中で、「綿」という生地は、水洗いをしてもその風合いが変わにくいことから、地直し時に「水に浸す」という手順が組み込まれています。本来、天然繊維というのは、「縮み」ます。綿、麻はもちろん、毛、絹も同様です。毛(ウール)、絹(シルク)は、水につけると縮みます・・・が、その縮み方が風合いさえ変えてしまう事になりかねないため、「水にドボンと浸す」という事まではしません。毛や絹で縫製するなら、お洗濯はドライクリーニングで、水気をさける方が無難だと思います。

【地直しの仕方】

地の目を整える作業について地の目の歪みは、目で見て分かるならそれが一番ですが、なかなか細かくて分かりずらいと思います。 そこで、生地端の横糸を1本通すことで(横方向の織り糸が端から端まで1本通るように糸を抜くこと)、耳(縦方向)との角度から、生地の歪みを知ることが出来ます。

地の目の歪みは、手で生地の両端の耳を持って動かして直すか、アイロンで直します。アイロンは斜めに動かさず、縦と横方向のみにします。ゴシゴシこすって伸ばさないように。ただし、綾織の生地では、横糸通しが出来ない場合がありますのでご注意くださいね。(綾織・・・デニム・ツイルなど斜に地模様がある)

【地直しと水通しのやり方】

綿(コットン)さて水通しのやり方ですが、よく水桶に何時間浸す か?というのは気にせず私は洗濯機の普通コースで洗ってもOKではないかと考えます。干すときは形を整え、地の目が歪まないように陰干し、生乾きの時に取り込んで地の目を整えるようにアイロンする。

麻(リネン)基本は綿と同様です。

毛(ウール)全体に霧を吹いてからビニール袋に入れてしばらくおいてから、地の目を整えるようにアイロンをする。もしくはスチームアイロンをする。カシミアの場合は霧吹きではなく、当て布をしてスチームのみがよいでしょう。

絹(シルク)裏からドライアイロンをかける。もし作品を水洗いする予定があるなら水に浸してもよい(艶がなくなってしまう)

化学繊維は温度低めのドライアイロンで皺を伸ばすだけで、地直しの必要はありません。レーヨンなど水に濡らしてはいけない繊維もありますので、ご注意を。アクリルはウールを模した化学繊維ですので、スチームアイロンで。

さあ、これで準備完了です! ハッピーソーイング!

下記のリンクも参考にしてくださいね。
【ニューヨークの生地屋さんで生地を買うときの大事なこと】のリンクは以下へ
http://toshimambo.exblog.jp/18002267/

【英語での洋裁道具の言い方】のリンクは以下へ
http://toshimambo.exblog.jp/18942812/

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